過年度の文部科学大臣賞の取組紹介~ワイズティーネットワーク株式会社~「宇都宮市立中央小学校 紅茶部」(平成28年度文部科学大臣賞)
今回は、過年度にいーたいけんアワードで文部科学大臣賞を受賞した企業の取組紹介をしたいと思います。
今回紹介するのは、平成28年度に文部科学大臣賞を受賞したワイズティーネットワーク株式会社の「宇都宮市立中央小学校 紅茶部」という取組です。
◆「宇都宮市立中央小学校 紅茶部」の取組について
⚪対象者:宇都宮市立中央小学校の児童
⚪実施場所:宇都宮市立中央小学校
⚪開始年度:2013年~
⚪取組内容:紅茶についての講演や出前事業等で繋がりのあった宇都宮市立中央小学校から「児童に、より深く紅茶にかかわらせてほしい」との依頼があったことをきっかけに、2013年の紅茶部発足時から紅茶部のサポートを行った。
紅茶部では、紅茶のように・・・①あたたかで ②やさしく ③人をえがおにさせ ④いやしあたえる ⑤れいぎただしい人になりましょう!を元に、紅茶の淹れ方だけでなく、地元愛やおもてなしの心を育む活動を行っている。
◆企業の担当者からの声
実際に事業を担当したワイズティーネットワーク株式会社のご担当者の方に、事業を通じての感想など、質問形式で生の声を伺ってみました。
ーー参加した子供たちの反応はどうでしたか?
「宇都宮が地元が好きになった」「挨拶が出来るようになった」「優しい気持ちになれた」「紅茶を人にいれてあげる喜びを知った」「世界に目を向けられるようになった」等の反応がありました。
ーー保護者・先生からの反応はどうでしたか?
「挨拶をしっかりしてくれるようになった」「好奇心旺盛になった」「夢をもつようになった」「地元愛が生まれた」「家族とのコミュニケーションが密になった」「美味しい紅茶を淹れてくれて感動した」等の反応がありました。
ーー事業実施の上で大変だったことは何ですか?
部員が多すぎてしまった際の(全校児童192名に対し、入部希望者52名)安全対策と児童のフォローが大変でした。
ーーやりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?
・こどもたちが、日々成長してくれる瞬間に立ち会える。
・部員がとても楽しそうに紅茶に触れてくれる。
・地元に戻って将来恩返しをしたいと言ってくれる。
・卒業生が、いまだに挨拶に来てくれる。
などの瞬間にやりがいを感じました。
ーー今後この取組をどうしていきたいですか?
現在も、沢山の自治体や教育機関から注目頂き、この取り組みを他社や団体でも応用いただいております。これを全国組織化できれば良いと思います。
以上、本記事では、平成28年度に文部科学大臣賞を受賞したワイズティーネットワーク株式会社の「宇都宮市立中央小学校 紅茶部」という取組を紹介させていただきました。
今後とも、過去にいーたいけんアワードで文部科学大臣賞を受賞した企業の取組を紹介していく予定です!✨